Shanling / M1にFW1.12.1Betaを入れてみました。

投稿者: | 2016年12月15日

昨日、Shanling M1のレビューを書き上げたあと、ふとTwitterのログをみているとOrcinusさんが興味深いつぶやきをされていました。

そういえば以前、M3のFWで公式は正式アップデートと謳っているのに、入れてみると実はBeta版だったとかいうことがあったよなぁ。…あれ、そういう話ではなく?

ふむふむ…。どうやらFW1.12.1Betaというものがあるらしい。Shanlingのホームページをみてみる。やはりFW1.11しかない。上記のHsaSさんのFW1.12.1BetaのURLをみると、日本代理店の伊東屋国際さんのものだった。「よし!よくわからんがとりあえず落として入れてみるか!!」画像のリンクをテキストに起こして早速ダウンロード。

ttp://www.itohya.jp/product/shanling/download/shanling_m1_f1.12.1beta.zip
(zip直のURLなのでご注意ください。)

(16年12月19日 追記)

伊東屋国際さんのトップページに告知がきていました。DSD128非対応となる旨の仕様変更も記載されていますので、M1ユーザの方はご確認ください。

SHANLING M1先行発売開始とファームウェアアップデートのお願い

そしてFWアップデート。ちゃんと起動した。文鎮化は回避。とりあえず一安心。About M1で確認するとFW1.12.1Betaになっている。なにか設定項目が増えてないかなーとホイールくるくる。お、DoPの設定がある。帰ったらMojoと繋いで試してみよう。

帰宅。早速M1+MojoがDoPで動作するか確認。DSD64を再生。Mojoのランプは白。ちゃんとDSDネイティヴ再生になっているな。ただ頻繁に「プトプト」と変な音を出しながらランプがDSD(白)とPCM(水色)にチカチカと切り替わる。んー、なんでだろう。

M2から引っこ抜いたMicroSDをそのまま挿したのが問題なのかな?試しにライブラリを更新してみよう。…マシにはなったがまだたまにプトプトする。M1自体の問題だとお手上げだなぁ。そういえば今のMicroSDをM2で利用する際にFAT32でフォーマットしていたけど、念のためMicroSDをM1に挿して、M2のドライバに同梱されていたShanling公式のフォーマッタでもう一度FAT32にフォーマットして曲を転送してみよう。…あ、いけた。曲間に少しノイズが入るのと、まれに音飛びが起こることがあるけど、実用には問題ないレベルかな。

そうだ。Geek Out V2+でもDSDのDoP出力を試してみるか。念のためにM1の音量を下げて…ポチッ。「ギャー!」音量MAXで再生された。えっ、FW1.11ではM1のボリューム調整が効いていたのに、FW1.12.1BetaだとM1のボリュームは無視されるの?えぇなんで。DoP設定のせい?試しにDoPの設定を解除してもう一度再生。「ギャー!!」(大げさに書きましたが、本当は念のため耳からイヤホンを外してやりました。でも危ないところでした…。)

どうやらFW1.12.1BetaでUSB出力をするとM1のボリュームが効かなくなる仕様に変更されているようです。このままではボリュームがないGeek Out V2+が使えなくなってしまうので、泣く泣くFW1.11に巻き戻します。公式からFW1.11をダウンロードしてMicroSDに転送。M1のFWアップデートから”update.upt”を読み込んでやれば何事もなかったかのように巻き戻りました。このあたりはM3やM2と同じ挙動ですね。

そういえば、FW1.11でもDSD再生時にノイズが乗ることがほぼなくなりました。ということはやはりMicroSDの問題?でもFAT32でフォーマットしたおかげなのか、それともMicroSDの相性や転送速度、その他の要因のせいなのかははっきりしないなぁ…。

というわけでまとめますと、

・FW1.12.1BetaでDoP出力が実装されていました。DSD64のみの対応ですが。
・面倒でも他のDAPからMicroSDを流用しないほうがいいです。
・DSD再生時、頻繁にノイズが乗る場合はFAT32でフォーマットしてみましょう(?)。
・FW1.12.1BetaではボリュームがないDAC/アンプを繋いだら耳こわれる。
・まずは自身の安全の確保が最優先。

こんなところでしょうか。ボリューム固定の件は今週末にでもShanlingに要望のメールを送ってみようと思います。

 

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