下のエントリの続きです。
前回はHong Fuという中国の会社のFM-069という中華カーボンフレームの購入を決意したというお話でした。今回は実際にどのような流れで注文・支払い・到着したかというお話をまとめたいと思います。
まずは価格や内容の質問をして注文するためにAlibabaのアカウントを作成します。Alibabaでは企業やバイヤーが商品を大ロットで購入する場合が多いためか、1PCSの値段が記載されていない商品が多数あります。FM-069もそれに当てはまっていました。当然このままでは注文すらできないので、My AlibabaのMessage CenterにてHong Fuの担当者に「FM-069を個人で1PCS購入した場合、値段はいくらになるか」と直接質問しました。
もちろんやり取りはすべて英語です。「ぼくは英語ができないけどGoogle先生がついていてくれるんだ!!」って感じでえいやっと勢い重視でメッセージを飛ばす。あ、一応日本語→英語→日本語に翻訳しながら内容に破綻がないようにだけは気をつけました。文法?なにそれおいしいの?
以下はぼくとHong Fuの担当者との会話です。
れ「こんちわ。FM-069が気になるけどおいくらになるのかしら?」
HF「FM-069はフレーム+フォーク+シートポストで$580 ヘッドセットは$15 日本への送料は$45ね」
れ「ちなみに非エアロのキャリパーブレーキで軽量なフレームを希望なんだけど他にいいのない?」
HF「その要望ならやっぱりFM-069がピッタリだよ。サイズと希望カラーは?」
れ「500(C-C 535mm)サイズでUDマットが希望だよ」
HF「わお!それ入荷したとこよ!!請求書送ったから見て。支払ってくれたらすぐ発送するよ!!」
れ「(ほんまかいな…) おお、なんといういいタイミング。決済はどうしたらいい?」
HF「PayPal / Alibaba / bank.butの3つの方法で支払いできるよ」
れ「じゃあPayPal決済でお願い」
HF「オッケー!いま送ったURLから決済してね!!」
れ「決済したよー」
HF「じゃあ発送先情報を教えてね」
れ「ここ(Message Center)に書いたらいいの?」
HF「そうだよ」
発送先情報を記載
HF「じゃあ発送準備に取り掛かるね。発送したらまた連絡するよ。ありがとうね」
れ「おっけーさんきゅー」
他に一体型ハンドルの質問なども含めてこの間わずか2日。スピード感がすごい。
2日後
HF「送ったよ。トラッキングNo.はこれ。届いたら検品して何かあったら連絡してね。購入ありがとー」
れ「らじゃーりょーかい」
2週間後
届いた。箱でか。でも軽い。箱をあけてフレームを取り出す。うわ軽っ。ちょっと引くほど軽い。早速計量。フレーム単体が904g。公称重量が780-920gで2番目に小さいサイズだったからもう少し軽いかと思ってたけどそれでも軽い。フォークが319g。コラムカットしたら300gを切りそうだ。シートポストがヤグラ込みで167g(未カット)。ちなみにこれまで乗っていたDe Rosa / Nuovo Classicoの重量がフレーム1750g フォーク676g シートポスト250gだったので、それだけでおよそ1300gの軽量化か。
その他諸々をチェックしていく。インナーケーブル用のライナーが通ってる。これは地味にありがたい。パッと見では目立つバリやクラックはないように感じる。中身もそこそこにキレイ。測ってみたところサイズはあってる。ただし塗装がひどい。えぇ…なんだこれ…。
Alibaba Message CenterでHong Fuの担当者に連絡
れ「(画像を添付して)モノは無事に届いたんだけどさぁ…これ塗装ひどくない…?」
HF「これは塗装の汚れじゃないよ。そもそもヌードカーボンってこんなんだよ」
れ「ほんとぉ?」
HF「ホントホント。もし気に入らなかったら塗装屋さんにもってったらキレイに塗ってくれるよ」
れ「えぇ…(困惑)」
というわけでGoogle先生に質問してみた。ムラの程度にもよるようだけど、どうやら未塗装のカーボンは本当にそういうものらしい。恥ずかしながらまったく知らなかった…。うわー塗装かぁ…ぜんらさんが詳しそうだし頼むかー…。
(3)塗装依頼・組み立て編に続く。(はず