ASI Partner / T11B Tabletを購入しました。

投稿者: | 2015年4月17日

「日本橋のBuy Moreにまだあるそうですよ」

4/6(月)にTwitterでkanaさんから教えていただく。仕様をぐぐってみる。なるほどこれは面白そう。「まぁ行ってみて物があればIYHすりゃいいし、売り切れてるならそれはそれでネタになるからいいや」という雑な考えで仕事を切り上げて出発。日本橋到着。あ、あった。1つ購入。ついったで報告。ぴよさんが「画像の”お一人様1つ限定”ってとこに打ち消し線入ってない?」とリプライが。店員さんにきいてみる。「いくつでもいいよ」アッハイ。ついったで募集してみたところ、モンゴルくんとCuriousくんが名乗りを上げる。流石に3つは重い。あっ、雨降ってきた…。

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というわけで、ASI Partner/T11B Tabletという11型のWindowsタブレットを購入しました。このT11B、秋葉原では入荷後即売り切れが続いているという人気アイテムなのですが、日本橋では人気がないのか、それとも入荷が周知されてなかったのか、4/4(土)入荷分が4/6(月)の晩まで在庫がありました。

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T11Bの仕様を軽くまとめますと

・CPU:Celeron N2810 2GHz
・RAM:4GB
・容量:64GB(eMMC)
・液晶:11.6インチ 1366*768 TNパネル
・無線:802.11a/b/g/n(ac非対応) / Bluetooth4.0

ってとこです。詳細については下記をご確認ください。

ASI Partner > Solutions > Mobile > ASI Notebook Solutions > T11B

という感じで、巷に氾濫している「CPU:Atom z37xx RAM:1~2GB」の安いWinタブとは違い、CPU:N2810 RAM:4GBで結構強そうな感じです。しかしBayTrail CPUなので、OSはWindows8以上じゃないとインストールできません。家には7 Proが余っていたのですが、それは使用不可。んじゃどうすっかなーと考えた結果、Windows10 Technical Previewが配布されてることを思い出したので、物は試しでそれをインストールしてみました。

OSのインストールは、USBハブにキーボードと光学ドライブを接続し、電源投入直後にESC(DELだったかな)でBiosに入り、EFI Shellを無効化、光学ドライブを優先BOOTに設定します。まぁ互換機にOSを入れる感じですね。EFI Shellでもコマンドを入力すればOSインストールは可能なようですが、BOOT順を変更した方が楽に処理できると思います。

OSインストールはこちらを参考にさせていただきました。

テックウィンド T11B タブレットの注意点等 – aruto’s diary

あとで知りましたが、USBメモリやMicroSDをブートローダにしてやることでキーボードや光学ドライブなしでもOSインストールが可能だそうです。

話題のOSなしタブレット T11Bを買ってみた -セットアップ-

150425追記:僕が代理購入したCuriousくんがレビューを書いてくれましたのでリンクを張っておきます。画像が多く、質感や付属品などがわかりやすいです。

そこら辺の格安Winタブよりもそこそこのスペックを誇る格安Winタブ「T11B」を買ってみました。

インストールは3~40分くらいで終了。無線LANやBluetooth、タッチパネルなどはWin10TPのドライバで問題なく認識/動作します。とりあえず1時間ほど触ってみた印象をざっと書いてみます。

○利点
・税込13,500円と格安。
・11型液晶なので作業性が高い。
・フルサイズUSB3.0ポートを1つ搭載。
・タッチパネルが10点マルチタッチ。
・Atom CPUのWinタブより動作がサクサク。

×難点
・950gとかなり重い。

(150428追記:実測で本体が801gだそうです。)
・OSやOfficeは別売り。
・液晶がTNパネルなので視野角が狭い。
・無線LANの掴みが非常に悪い。

Atom z37xx搭載のMiix2 8やm-Stickと比較してみたところ、かなりサクサクと動いてくれます。CPUのおかげかRAMのせいかわかりませんが、ブラウジングや動画再生、文書作成くらいなら問題ありません。ただ負荷をかけるともたつきを感じることもありました。

総括しますと、性能的にはお値段以上の価値がありますが、Win8以上のOSやOfficeのライセンスが余っているとか、Winタブが欲しいけどAtom z37xxシリーズはちょっと…という人向けという、なんともニッチなアイテムだなぁという印象です。据置きにするにはNUCの方が性能が高くコンパクト。外出用や作業用に持ち運びするには、Bluetoothキーボード等もあわせると下手なノートよりも重くなってしまう。それでもまぁ値段は安いので、どこか我慢すれれば問題はないかもしれませんが、かなり用途を選ぶと思います。

ちなみに僕は寝室用PCとして、音楽・動画再生と、PT3+Spinelでテレビの宅内視聴ができればなーと思っていたのですが、無線LANの掴みが相当悪く(m-Stickと大差ないくらいに悪い)、5mほど離れた隣の部屋に持って行くと、満足にネットワークにつながらないといった状態で、11ac対応のアクセスポイントかUSBドングルを購入するかーと悩んでいるところです。こういった格安アイテムに追加でお金を落とすのなら、最初からちゃんとしたもの買っておけばよかったーという感じなので正直うーむ…。

最後にですが、T11Bは値段相応の作りで、僕の分はボリュームのシーソーボタンの片方が効かなかったり(触っているうちに馴染んだのか、普通に動作するようにはなりました)、Curiousくんの分は充電してもACアダプタを抜くと電源が落ちるといった初期不良で返品したりもしましたので、トラブルは自分でなんとかできる方や、ハズレを引いても笑って済ませられる方のみ手出しされた方がいいと思います。

 

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