FlexiSpot / E7の天板を自作しました。

投稿者: | 2022年1月18日

純正天板(黒)の油汚れが気になるので自作することにしました。もともとDIYに興味があったのでヨシ!

必要なもの

  • 天板
  • サンドペーパー (#120・#240・#400)
  • 塗装用オイル
  • 刷毛
  • いらないタオル (古い肌着などでOK)
  • タッピングネジ (M4 20mm)
  • 電動ドライバー

天板は値段と購入のしやすさを考えてパイン集成材を選択。無垢材とか格好いいなーとおもったけど結構お高い感じだったので…。当初は通販も考えていたのですが、幸い引っ越し先の徒歩10分にコーナンProがあったのでそこで購入。900x1800xH25mmサイズが7,678円でした。デフォの天板はちょっと大きかったので、640x1300mmにカットしてもらいました(1カット33円x2回)。刷毛とサンドペーパーとネジもあわせて購入し、軽トラをレンタルして自宅ベランダへ搬入。

木材はそのままでは傷んでしまいますので、耐水性・防汚性を獲得するためにワトコオイルで塗装します。木材の塗装は初めてだったので全然わかりませんでしたが、ググると「木材の見た目を活かすならオイルフィニッシュ!」「オイルフィニッシュといえばワトコオイル!!」ぐらいの推されっぷり。

ワトコオイル | 製品紹介 | ワトコオイル | 北三株式会社

なるほど確かによい雰囲気。公式サイトやGoogle画像検索で塗装後の色の変わり方を色々と見比べた結果、今回はエボニーカラーを選択しました。深い黒が退廃的でとてもよいですね。

集成材の色見本はmakitさんより引用させていただいています。

ワトコ色見本!ホームセンターで手に入るDIYで人気の木材4種を木材別で紹介 – makit(メキット)by DIY FACTORY

費用

合計:10,000円ぐらいです。市販されている完成品の天板とくらべて相当安くできました。

サンディング

購入した木材はキズがついていたり切断面が荒れていたりするので、それらの慣らしと角の面取り、研磨を行います。まずはサンドペーパーの#120でガリガリと面取り、#240でザザッと研磨、#400できめ細かく仕上げ。最初は想像よりも大変だったけど、やってるうちに楽しくなってきて気づいたら45分ほど経過してました。

当たり前ですが木材の削り粉が大量にでるのでお外でやりましょう。

オイル塗装

詳細はワトコオイルの公式サイトにあるのでそれを見てもらうとして、大まかな流れは

・一度目の塗装
  ↓ 15分後
・浮いたオイルを拭き取り
  ↓ 1時間後
・二度目の塗装
  ↓ 直後
・#240でサンディング (平滑性が上がるらしい)
  ↓ 15分後
・浮いたオイルを拭き取り
  ↓ 1日以上
・風通しのいい場所で乾燥

という感じになります。

塗装は一度に全面を塗ることはできません。今回は長側面1辺と裏面を別の日にしましたが、長側面1辺は液垂れや浸透がありキレイに仕上げられませんでした。まあパソコンデスクなので1辺は壁側になり問題ないのですが。たとえばリビングテーブルなどで全面キレイに仕上げたい場合は面倒でもきちんとマスキングしたほうがよさそうです。

二度塗り後にベランダで丸1日乾燥させたところ非常によい感じに仕上がっておりました。ステキ~。

塗装して丸1日乾燥させた状態。

丸1日乾燥させていても匂いやしっとりとした感触があったので、可能であれば数日ほど外か換気可能な室内に保管したほうがよさそうです。

ちなみにオイルの使用量は640x1300xH25mmの天板 表裏側面すべてに二度塗りをしたところ、残りは2割弱ぐらいといった感じでした。これより大きな天板を導入する場合はベタベタ塗りすぎるとギリギリかもしれません。

組み立て

今回も妹様にヘルプ依頼。よっこいしょとひっくり返して黒の天板を外してDIY天板を取り付けます。分解・再組立てするかもしれないし鬼目ナットを入れるのもいいなと思ったのですが、今回は直でネジ止めしました。まあ後からでも入れられますし、次引っ越すときは広い部屋でより大きな天板を用意したいなーという気持ちもあったので。

パイン集成材はやわらかいのでタッピングネジであれば下穴なしでもネジ止めが可能です。ネジ止めは一発勝負なので斜めにならないように体重をかけながらゆっくり電動ドライバーを回します。脚と操作パネルを装着したらまたえいやっとひっくり返し、機材類の設置とケーブルの配線をしたら完成です。

DALI / Royal Menuet IIの色が明るいので暗めのエボニーカラーを選択。

終わりに

約1万円で見た目や質感がいい天板ができあがりました。手間はかかりましたが満足度が髙いです。ほぼ毎日使うものなので自分にあったものだと使っていても気持ちがいいですね。

作ると楽しいしできたら嬉しいし使うと快適。愛着も湧くので天板DIYは非常にオススメです。

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