どうもこんにちは。れろです。今日で2B歳になりました。アラサーです。(大嘘
はじめに
音ゲーはbetmania 2ndMixではじめました。IIDXはsubstream(1999年)ではじめてHappy Sky(2005年)で難易度インフレについていけず引退しました。その後はギタドラをやったりソーシャル音ゲーにハマったりしましたが、なんだかんだで音ゲーに触れている期間は長かったように思います。
弐寺については引退したあとも年一ぐらいで音ゲー好きの友人とあうと数クレだけプレイして「あー!やっぱできねー!!」と笑いあうようなレベルだったのですが、2020年8月にひょんな事がありbeatmania IIDX Infinitasで復帰することになりました。
友人たちのうち数人はぼくが他のゲームに浮気してる間もそれぞれ弐寺をプレイしており、九段~中伝とめちゃくちゃ上手いマンばかりでした。さすがにレベルが違いすぎます。もちろん自分の好きな曲を楽しく叩くのもいいんですが、コントローラを作ってコミュニティも復活してみんなでワイワイするなら可能な限り最短で上手くなりてぇと思いました。上手くなれば色んな曲がプレイできるし、みんなと話もあって活動が活発になります。よいことづくめです。
というわけで様々な情報を精査して試行錯誤して練習した結果、2年3ヶ月で当時の段位(最高位八段、引退時六段)を大きく上回るInfinitas十段に合格できました。このエントリを書くきっかけは九段に合格してしばらくしたころ、弐寺に復帰するきっかけとなった20年来の友人であるSZK氏から
「十段取ったらこれまでの経緯をブログに書こう!」(意訳
的なことをいわれたのもあり、九段後半期あたりからちょこちょこと書き溜めていました。継ぎ足しながらダラダラ書いているうちに8000字を超えました。悪癖ですね。
ぼくと音ゲー
音ゲープレイ歴
・5鍵盤:2ndMix(1998年)からFinal(2002年)まで。LOGICAL DASHが好きだった。
・弐寺:substream(1999年)からHappy Sky(2005年)まで。難易度インフレについていけなくなり引退。
・GF/DM:10th-9th(2003年)からメインに。最高位はGF赤ネ/DM柿ネ。V7(2010年)で引退。
その後はダビスタやったりソーシャル音ゲー(デレステ/ミリシタ)やったりしてました。クレイジークレイジー199位とかPretty Liar280位とか周年麗花100位内2回とか。
弐寺引退時のスペック
・2Pサイド右利き(5鍵盤の影響)
・最高段位が9th八段、引退時はHappy Sky六段
・運指は人差し指・中指のみの北斗
・皿とトリルが超苦手
・サドプラ・リフト未使用(下敷きやタオルも使用せず)
・スコアがまったく出せない(今思うと全て指押ししていた)
今だから書けますが、全くスコアが出ないので当時やってたスコアアタックが大変辛かったです。
15年ぶりの復帰に向けて
やったこと
・現行システムの理解
・運指の見直し
・リズム押しと腕押しの習得
・Infinitasの立ち環境構築
2020年。ACではHeroic Verseが稼働していました。27作目です。Happy Skyが12作目なので15作ぶりです。つまり15年ぶり。完全に浦島太郎状態です。リフト?サドプラ?FHS?皿チョン?なにそれ美味しいのって感じでした。
運指も多種にわたり存在していて驚きました。復帰するにあたりまず運指を決めたのですが迷わず1048式にしました。手首皿へ移行することもふくめ成長するのに最短ルートだと判断したからです。リズム押し/目押しについては言葉として知っていましたが理解していなかったです。腕押しについては単語すら知りませんでした。そら光らんわ。
当初から出窓+メタルラックで立ち環境を構築しました。2021年末に引越した後は電動昇降デスクを購入しましたが、天板DIYも含めてやってよかったと思っています。ぼくが購入したFlexiSpot / E7はAmazon.co.jpのブラックフライデーセールで3割ほど安くなるので要チェックです。
復帰から十段合格へ
ここからは2020年8月に復帰したころから現在までの段位の変移や練習方法などを振り返っていきます。復帰前はHeroic Verseでプレイした☆9がクリアできるかできないかーという腕前でした。
弐寺への取り組み方
・基本的にInfinitasのみプレイ。(BMS未プレイ、ACは年に数回程度)
・座学は段位曲以外しない。
・プロなどのプレイ動画や配信はほぼみない。
・上達のためにプレイし、その過程と成長を実感してモチベーションを保つ。
書き出してみると割りとストイックにやっていた気がします。上手くなって好きな曲を叩きたい/クリアできるようになりたいという気持ちが一番大事です。あと「習うより慣れよ」「実践に勝る経験なし」は好きな言葉です。ある程度しらべたらあとは試行錯誤しながらやっていくタイプです。
復帰直後
1048式運指を導入してプレイしはじめましたが、最初は☆7-8すら満足に押せませんでした。それでもリズム押し・腕押しである程度光らせられることがわかり、低難易度から楽しくプレイできました。自分の中ではほとんどが新曲だったのでそれも大きかったと思います。少しして最近の☆9や昔の簡単な☆10がノマゲできるようになりました。
七段合格へ
プレイしたことがない☆10を楽しく埋めているうちに地力が伸びていくという好循環でした。
1st:V(H)
SP七段(CS INFINITAS) – beatmania IIDX SP攻略 @ wiki
2nd:mosaic(H)
3rd:Anisakis -somatic mutationtype “Forza”-(H)
Final:THE SAFARI(H)
そろそろ1048式の運指にも慣れ、ノーツが右手に集中しなければ大崩れせず叩けるようになりました。ちょっと上手くなったし七段受けてみるかーと挑戦。北斗運指を使っていた当時はV(H)が得意だったのですが、固定運指からの崩しができず大いに困惑しました。
なんとかサファリにたどり着いても (「・ω・)「ガオー される。ここで一度目の壁にぶつかりました。譜面を認識していても指の動きが追いつかず右手人差し指が4に、左手親指が5に出張すること増えました。当初は固定運指で頑張ろうと思っていましたが、叩ければなんでもいいんじゃね?と考えるようになりました。このあたりで特定のなにかにこだわることをやめた気がします。
2020年 10月 Infinitas 七段合格
八段合格へ
☆10の中で曲が好きだったスノスト(A)とAA(H)を乱ノックしていました。好きな曲をクリアしたいという欲求は大事にすべきだと今でも思っています。AA(H)を初ノマゲしたときはガッツポーズしたのを覚えています。
あとはこれまで連皿が苦手すぎて放置していたのですが、八段からはついに皿曲がはいることでイヤイヤながら灼熱(H)の練習をしました。といってもリズムにあわせてぶん回すだけでしたが。
1st:AA(H)
SP八段(CS INFINITAS) – beatmania IIDX SP攻略 @ wiki
2nd:灼熱Beach Side Bunny(H)
3rd:moon_child(H)
Final:gigadelic(H)
皿絡みは1048式運指を崩して取れるようになってきたのですが、やっているうちに567Sや1357Sに悩まされるようになりました。ここで二度目の壁にぶつかります。特に57S同時を右手のみで捌こうとした際に7を取りこぼすことが非常に多かったです。いわゆるベチャ押しができない状態です。
右手の進入角度が悪く7が抜ける、運指を崩すのに時間がかかる、精度が出ない、指を戻すとき着地に失敗するなど。567Sが右手だけで取れないので左手親指で5のサポートに行くのですが、今度は1234が疎かになる(固定運指しかやっていないため小指が使えない)ため、八段受験中に手首皿へ移行しました。移行は10日ほどで完了。1048式からの移行は楽でいいですね。
手首皿に慣れたころ八段合格。全盛期でもギガデリがボスになったRED八段はクリアできなかったので、この段階で現役当時の腕前を超えることができました。
2021年 3月 Infinitas 八段合格
2021年 8月 Bistrover 八段合格
2022年 1月 CastHour 八段合格
九段合格へ
手首皿のおかげで皿複合は得意といえるようになりましたが、さらなる鍵盤力アップと横認識を習得するためひたすら中速乱打曲をやりました。八段スレのテンプレに中速乱打のステップ曲があったのでそれをひたすらプレイしていました。
中速乱打 ステップ 2016年ver
Love Is Eternity Empire State Glory HYPERION LASER CRUSTER(H) 仮想空間の旅人たち Line 4 Ruin
beatmaniaIIDX 八段スレ
↓
quasar Blue Rain KAMAITACHI Quick Silver 天空脳番長危機十六連打 xenon the shadow Programmed World QUANTUM TELEPORTATION ANDROMEDA
↓
Programmed Sun SHADE MINT INAZUMA
↓
ANTHEM LANDING 龍と少女とデコヒーレンス You’ll say “Now!”
↓
F LASER CRUSTER 黒髪乱れし修羅となりて TIEFSEE
↓
SOLID STATE SQUAD Liberation The Sampling Paradise
↓
AA Broken True Blue
ここで三度目の壁にぶつかります。MINTやINAZUMAのトリル+ゴミが横認識できません。当初は乱やR乱で当たり待ちをしてランプをつけにいきましたが、上達するためには意味がないと思い、外れ譜面も練習と割り切って取り組むようになりました。このあたりから明確に上達と次の段位合格を目標にしてプレイするようになったと思います。
煮詰まったら気晴らしとしてLitte Littel Princess(A)やユーバー(A)、No.13(A)などの高速曲を選曲。またそれと並行して☆11地力A-Bと☆12地力E-Fの緑ランプつけをやりました。☆12にランプがつくのはめちゃくちゃ嬉しかったですね。
変更したのは練習方法だけでなく、白/緑数字の調整、リフトガン上げ、立ち位置やスタンス、目線、右手の進入角度、モニタの角度やコントローラの位置、高さなど様々なものを見直しましたが、効果が大きかったのはリフトガン上げとノーツカラー/判定文字/キービームの変更だったと思います。白数字を大きくすることで認識力が大きく上がりました。みんながタオルを吊るしてた意味を理解しました。
1st:Xepher(A)
SP九段(CS INFINITAS) – beatmania IIDX SP攻略 @ wiki
2nd:Spica(A)
3rd:旅人リラン(A)
Final:moon_child(A)
Infinitas九段は苦手曲祭りでした。正規でやるにはしんどい曲ばかりです。段位に粘着したり曲を練習するあまり、ゼファーの序盤から中盤、スピカの縦連、ムンチャのデニムに癖がつきました。地力的には合格してもおかしくないレベル(☆12易が15個ぐらい)になっても、とにかくスピカの縦連で補正に入りリランの滝で死ぬを繰り返しました。
このころはランプやスコアが更新できない日も多かったです。停滞していると感じるとモチベが維持できないので、BP減少などの小さいことを進捗と捉えて喜ぶようにしました。☆11-12をプレイして地力を上げるしかないと考え、ウォーミングアップ以外ではほぼ☆8-10はプレイしませんでした。
振り返ってみるとこの時期も地力は伸びていたのですが、段位で落ちるたびに失意と停滞を感じていました。しかし具体的な練習とモチベ維持の方法を決めていたおかげで挫折せずにすんだと思います。
八段スレ中速乱打ステップ的にはアンセム(A)にノマゲ、レザクラ(A)やソリステ(A)に易がつき☆12は25個ほどクリアランプがついたころ九段合格。ちなみに合格よりも先にムンチャ(A)乱に易がつくという状況でした。段位曲の正規粘着はダメですね。
2022年 2月 Infinitas 九段合格
2022年 4月 CastHour 九段合格
十段合格へ
これまで苦手譜面は積極的にプレイしなかったのですが、十段を目指すにあたり☆11を全曲プレイして得意・不得意を認識すること、不得意や苦手意識がどこからきているか理解すること、それを対策することに時間を割きました。単純にいえば地力の底上げですね。
以前からRyu☆の譜面が苦手でした。復帰後は青龍曲が特にダメでした。彼の曲の特徴は高BPM・軸・同時押し・トリルですね。これらの苦手意識は横認識と練習による地力上げでかなりマシになりました。このように苦手・不得意と向き合いそれを乗り越えることをひたすら繰り返しました。
好きじゃない曲や苦手譜面に対しても練習する動機づけを行いました。
- 連皿嫌い → でもできたら選曲の幅が広がるよ
- 軸嫌い → でも横認識の向上に役立つよ
- CN嫌い → でも今後どんどんCN曲が増えてくよ
- 同時押し嫌い → でもその分ゲージが回復するよ
- ソフラン嫌い → わかるわ
ぼくは☆11埋めや白付けが好きだったのでソフラン曲もやりましたが、皆伝受験手前までやらなくてもいい気もします。まあその辺は好きにしてOKです。そんなこんなで目標にしていた☆11フォルダに緑ランプがつきました。この時はさすがにめちゃくちゃ嬉しかったですね。
それと並行して☆12地力C-Dの易つけをしつつ、物量耐性獲得のためマクイル(A)・AA(A)・エルピス(A)をよくやりました。このあたりは癖がつきにくくてよい練習曲だと思います。
1st:mosaic(A)
SP十段(CS INFINITAS) – beatmania IIDX SP攻略 @ wiki
2nd:AA(A)
3rd:ワルツ第17番 ト短調”大犬のワルツ”(A)
Final:reunion(A)
2022年6月。奇跡的にBroken(A)に易がついたのでお試し受験をしました。結果はリユニ中盤の階段地点で落ちました。振り返ってみるとAAとリユニが壊滅的でした。幅の広い譜面と高速譜面ができず、また乱常備だったせいもあり正規譜面への耐性がありませんでした。うーん、これは課題が多いな。早速練習に取りかかります。
・正規系譜面への苦手意識
これについては☆12地力B-Cを触っていくにあたり、乱で大幅に難化する曲が増えてきたため、正規やミラー、R乱で特攻することが増えました。つまりどんどん高難度をやっていけばいいのです。
・高速耐性の獲得
リユニの右に寄った階段が壊滅的だったため、元々弱かった右手強化をするか新しい運指に取り組むか悩みました。しかしよく考えると根本的に高速曲が苦手だったためそれを潰しに行きました。単純にBPM200オーバーの曲をプレイしまくりました。
・認識力の強化
しかし認識力はなかなか伸びません。地力上げは継続するとしてそれ以外でオプションなり環境の見直しが必要ではないかと感じました。これまで横認識の取得に役立っていたリフトガン上げですが、
もっと白数字を小さくすれば認識が上がるのでは
→狭すぎて全然光らなくなる
→緑数字を上げる
→押し負けてSlowまみれになる
という状況になっていきました。さすがにこれはよくないなと思いDiscordで友人に相談したところ、SKPRさんからこういう方法があるよと教えてもらったのが下の「ういろうメソッド」です。
【ういろうメソッド】判定が甘くなる!?トプランのハイスピ調整法を試してみた! beatmaniaIIDX | ChannelNo4Network
簡単にいうと「白数字を大きくして横認識をできるようにしつつ、反応できるレベルまで緑数字を小さくし、判定をマイナス方向へ大きく振る」ということです。白数字増と緑数字減のメリットを受けられ、判定を後ろにすることにより疑似的なヒドゥン状態になるため目線が一定ラインより下がらないというメリットがあります。
オプションは九段挑戦ごろからずっと白680(上280下400)/緑280/判定+1.2でプレイしていましたが試行錯誤した結果、白550(上250下300)/緑250/判定-2.5に落ち着きました。
ういろうメソッドを導入してから認識力が一気に上がり、リフトガン上げで停滞していたスコアも向上しました。ただし攻めた設定のため、体があったまっていない状態ではボロボロですし、瞬きをするタイミングで一気に崩れることもあります。それでもクリアできる曲が大幅に増えました。
以上のようなことがありなんとか十段合格。やったぜ。
2022年 11月 Infinitas 十段合格
参考になるかわかりませんが、モザイク正規、AA乱、大犬乱ノマゲ済み。リユニは点滅。☆12クリアが合計100曲超えたぐらい。☆11未ノマゲが3曲(花冠・P†P・V2)、☆11漂白は8割弱って感じでした。
というわけで2020年8月に復帰してから2年3ヶ月で十段になれました。復帰したときはまさかこんなに長くやるとも上達するとも思っていませんでした。ひとえにサポートしてくれた友人とライバルたちのおかげです。現在はAC十段とInf中伝を目指して頑張っている最中です。デケェロボがつえぇ…。
地力アップのためにやったこと
色々試したなかで効果を感じたことをつらつらと書いておきます。青字は自分のなかで大事なこと。赤字は自分のなかでめちゃ大事なことです。
技術面
・運指や打鍵方法などプレイスタイルの見直しと選定
・定期的にオプションを見直す
・地力にあった練習曲を複数きめておく
上達方法や練習などが書かれたサイトをみると「最初は通常の運指(?)でプレイして、上級譜面(?)に触るころに手首皿に移行するか検討すべき」という話をみかけますが、ぼくは早めに移行してその運指を磨くことが大事だと考えています。運指習得と地力上げは並行できないので決め打ちで1つ武器になる運指を身につけるべきです。
練習曲については特定曲をノックするのではなく地力よりちょっと上の曲を複数用意して回していくのがいいと思います。今は曲数も多く譜面形態も多岐にわたりますので色々触って自分の得手・不得手を把握して苦手分野をきっちり潰していきましょう。
肉体と精神面
・定期的に過去を振り返り成長を実感する
・ウォーミングアップをする
・ダラダラ長時間やらず疲れたらやめる
・睡眠時間を確保する
・体調がすぐれない/痛みがあるときはプレイしない
技術面以外では「定期的に過去を振り返り成長を実感する」ことが一番大事だと思っています。自分の場合はTwitterに特定の単語を入れてリザルトを貼るようにしました。簡単かつお手軽に成長が実感できてモチベも上がるのでオススメです。
40歳を過ぎ身体能力はとうにピークアウトしています。楽しいからいつまでもプレイするのではなく、いかに疲労を残さず気持ちよく終わるか、そしてまた翌日楽しくプレイできるかを意識しました。あと調子が悪いときは早々に切り上げて頭を切り替えること。フィジカルもメンタルもセルフコントロールしましょう。
その他
・なるべく期間をあけずにプレイする
・地力とアクティブ頻度が近い相互ライバルを増やす
・その日の後半は高難度に特攻する
・低難度やスコア狙いに逃げない
・自分の地力がいまどのあたりにいるかを意識する
・つねに小さな目標と大きな目標を用意する
継続は力なり。自分は八段に合格したあたりから週4~5で1.5~2.0hほどプレイしています。まずは1日30分でもいいので可能な限り鍵盤と皿をしばいてください。座学も必要かもしれませんが動画をみていても地力は伸びません。
地力とアクティブ頻度が近いライバルは宝物です。幸い20年来の友人たちがいるので非常に助かっています。他に5chのInfinitasライバルスレで同じ境遇(当時Happy Sky引退の元八段復帰勢、1年で十段合格)の方と、Twitter検索でみかけた地力が近そうな方(当時九段、今はもう中伝取りそう)と相互になったのですが、その2人は高アクティブで成長もめちゃくちゃ早くて引っ張られまくっています。また挑戦状で普段やらないような曲が飛んでくるので非常にありがたいです。あらためて皆さんに感謝です。
特攻についてですが、BP数が総ノーツの10%程度に抑えられる、Easyでゲージが2%に貼りつかない、当たるかハマるかすれば易がつくかもというぐらいの曲を選ぶようにしています。単に高難度を選択するだけではなく、自分に不足するものを認識して必死に食らいつくのが大事だと思います。
スコア狙いについては否定するつもりはないのですが、ぼくの場合は復帰にあたり可能なかぎり最速で地力を伸ばすことを目的にしていたので、スコアタ以外でスコア詰めはやりませんでした。
現在の地力の把握についてはbeatmania IIDX SP☆11 難易度表保管所(仮)とCPI : Clear Power Indicatorを活用しています。こうした「自分がいまどのあたりにいるか」の理解は自分の得意・不得意分野の把握とモチベーションの維持に役立ちました。もちろん今でもガンガン活用させてもらっています。
上達するための話でよく「その日の目標を持とう」というのをみかけますが、我々クラスでは「Infinitasを起動する」「できる曲のBPを削る」「苦手曲もやる」「特攻する」を継続するのが大事です。中長期の目標も次の段位合格やクリアしたい曲をみつけるとかでいいと思います。「○○までに××するぞ」というのはそのうち焦りになり、焦りから段位曲への粘着で癖付けに繋がります。
最後に
ぼく自身は音ゲーの曲を楽しみ、プレイすることを楽しみ、成長を実感して喜び、友人たちとワイワイ遊べたら一番だと考えています。ランカーを目指すというのであれば物足りないと思いますが、こういった向き合い方もいいのではないでしょうか。
beatmania IIDXはすでに23年の歴史があり、そしてこれからも続いていくのでしょう。Infinitasへの要望はいろいろありますが、少しずつユーザフレンドリな作りになっていってますし、地力アップに関しては無限に続く階段を1段ずつ登らせてもらえます。永遠に遊べるゲームなんですから末永く楽しんでいきたいですね。
というわけで、目指せ!アラフィフ皆伝!!